WEBセミナー 【銀行業界のカリスマ 中村中講師】不動産賃貸業・旅館業のための融資稟議書及び稟議書付属書類作成セミナー

不動産投資,セミナー,融資稟議書,石渡浩


稟議書を独力で作成できる経営者になれる


 銀行員が一番時間をかけている業務とは何でしょうか。それは客先に出向いてのヒアリングと、それを書類にまとめる作業です。しかし銀行の統廃合が進み人員整理が行われるなか、これらの業務は省力化される運命にあります。その時、あなたが稟議書を独力で作成する能力がある経営者や投資家であったら、多忙な銀行員の肩代わりをして融資受けで優位な立場に立てるという状況は想像に難くありません。本セミナーでは融資審査でこれから起こる変化に対応するために、必要な知識とスキルが身につきます。
 もし、あなたが現在プロパーローン・事業融資による借り入れに苦戦しているのであれば、それは銀行の考え方や視点が身についていないことが一因かもしれません。三菱銀行出身の講師が銀行目線に立ち「事業」「非事業」の融資区分にはじまり融資の仕組みを解説します。
 あなたが「稟議書を自分で用意する」と決意しても、それが独りよがりな内容であれば、残念ながら成果を得られず、徒労に終わります。金融検査マニュアル廃止後の銀行の融資に対する考え方、内部稟議書フォーマットの解説にはじまり、素人でもプロ顔負けの稟議書を用意できる、具体的なサイトやツールの活用方法を実践に交える内容でぜひ学習してください。

▼こんな方に向いている教材です▼
  • 中小企業経営者・小規模事業者・投資家
  • アパートローンではなく事業融資に挑戦したいという方
  • 銀行員の思考や視点を理解し融資獲得に役立てたいという方
  • 銀行が納得する稟議書類を、簡単かつ独力で作成したいという方



講師 : 中村 中[ナカムラ ナカ]



略歴・1950年東京生まれ
・慶応義塾大学経済学部卒
・中小企業診断士、資金調達コンサルタント
・三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)入社後:本部融資部、営業本部、支店統括部、東長崎各支店長、福岡副支店長等を歴任
・2001年株式会社ファインビット設立(同社代表取締役社長)
・週刊「東洋経済」の選んだ「著名コンサルタント15人」の1人
・中小企業金融に関する講演多数
・金融機関向けの通信講座の監修・執筆、各業態の中央研修所の講師も多数
著書紹介・「中小企業のための新資金調達術」(TKC出版)
・「記帳適時性証明書」が中小企業金融を変える(共著・TKC出版)など著書多数。


講師 : 石渡浩[イシワタヒロシ]


略歴・神奈川県生まれ、神奈川県在住
・2007年 3月慶應義塾大学大学院経済学研究科修了
・2007年 4月石渡住宅サービス株式会社(現商号:ベターライフプロパティ株式会社)設立、代表取締役に就任
・2016年 4月石渡住宅サービス(株)の全株式をベターライフサポートホールディングス(株)に約5億円で売却。上場会社の連結子会社にして、代表取締役を辞任
・現在、貸家業を営む傍ら、石渡ファイナンシャルプランニング事務所合同会社代表社員としてファイナンス教育にも従事
著書紹介・「たった4年!学生大家から純資産6億円を築いた私の投資法−借りて増やす技術−」SBクリエイティブ (2012/4/発売)
・「学生でもできた! 逆転不動産投資術 低所得・保証人無しで融資を受けて専業大家」ぱる出版 (2009/12発売)




講師自己紹介

  • ・講座趣旨について

1. アパート・マンションローンと金融機関

  • ・1棟目はアパートローン。想定外の資金ニーズはプロパーローン
  • ・事業経営はイレギュラーをレギュラーとして考える
  • ・昔は、アパートローンはなかった
  • ・ローンの申込みの流れをチャート解説
  • ・銀行は実行を合理化した

2. 金融検査マニュアル廃止後の金融機関

  • ・金融検査マニュアル別冊(17事例)の解説

3. スルガ銀行の解説

  • ・突然銀行の経営管理が変わったらどうなる?
  • ・金融庁のHP解説

4. 金融検査マニュアル

  • ・廃止後は、監督基本方針に移行

5. RESASについて(沼津市)

  • ・人口増減の開き方
  • ・人口推計について

6. 経済産業省ローカルベンチマークについて

  • ・企業資産の内容をツールが出力
  • ・銀行の稟議書とは

7. SGDsについて

  • ・子供はみんな知ってる
  • ・金融検査マニュアルでも重視
  • ・金融機関の経営理念もSGDsに則ってる
  • ・重要な項目を解説
  • ・北洋銀行の事例紹介
  • ・銀行の理事長・頭取が重視しても末端は知らない

8. これからの銀行の稟議書とは

  • ・銀行からの事業融資を得るには(アパートローンでなく)

9. 金融検査マニュアル廃止後は経営理念が大事

1)引当をやるため貸し出しの品質管理

2)銀行の経営理念に沿っていれば格付けを1ランク上げてもよい

3)ESGについて

4)日本の企業は利益処分に方向性がない

  • ・内部留保たっぷりは通用しない
  • ・環境投資や地域貢献につかいましょう

10. 事例紹介

  • ・金融機関の経営理念に沿って、支援を議論する
  • ・アパート・マンション経営者も経営理念を理解する



質疑応答

1. RESASを使った外部データの集め方

1)ローカルベンチマーク本を書いた話

2)RESASを使った外部データの集め方

3)人口減少だから出物が出てくる(大地主)

4)内部統制・コーポレート・ガバナンスの解説

5)RESAS中野区の実例

  • ・従業員数を調べる
  • ・事業所から賃貸ニーズがわかる

質疑応答

2. 経済センサスの使い方

  • ・町ごとの産業・事業所・人員がわかる
  • ・不動産・建設業の数からわかること
  • ・若い従業員が多い場所が見つかったら
  • ・経済センサスで見て悪かったら投資はしない

3. 行政との連携チェック

  • ・まち ひと しごと創生長期ビジョンの解説
  • ・外部環境要因を把握するには
  • ・銀行員はネットで見ることが出来ない
  • ・地域の方向性は行政の施策で決まる

4. どうやって稟議書を書くのか

  • ・稟議書のフォーマットが生まれた背景
  • ・各項目の解説
  • ・銀行が本当に見たいところとは
  • ・銀行が何に基づいて動いているか




1. 質疑応答

  • ・SGDsを、中古アパートを買うときにどう使う。そのストーリーは?
  • ・銀行の担当者が積算・耐用年数で見てて築古再生で貢献したいといっても駄目です
  • ・金融情勢が変わるたびに「ここが出す、出さない」という話が出てくる
  • ・資産家部門(アパートローン)から、法人部門に移りたい
  • ・CFが出ないから貸してもらえない




1. 金融機関への借り入れ交渉の検討と書類作成

  • ・事業継承における稟議書作成
  • ・質疑応答


お客様よりアンケートをいただきました



久保 今様(仮名)




ローカルベンチマークを深く学ぶきっかけに 事業性・非事業性の区別が明確になり、銀行側の立場になって自分の事業を考えることができました。特に「ローカルベンチマーク」の話は、今後の銀行業務の変化に伴って必要性が高まっていくことがわかり、勉強になりました。






大嶋 文様(仮名)




サラリーマン大家から賃貸経営者へステップアップ 中小企業経営者としての意識の持ち方が示され、大変勉強になりました。融資申込みでは銀行組織を意識することの重要性が強調され、攻め筋が理解できたと思います。初心者向けに具体例も交えつつ、細かく説明してくれたので、より理解が深まったと感じています。






木上 茂様(仮名)




稟議書作成に挑戦したくなるセミナーでした 銀行の省力化により融資を引くのがますます厳しくなりそうな中、稟議書および稟議書付属書類の重要性に気づかされました。今までは稟議書を持ち込んだことがありませんでしたが、次回から早速やってみます。社会貢献や地域活性をアピールできるよう、SDGs/EGSを絡めた資料を作成したいと思います。大変勉強になりました。







  • 収録日

  • 2020年2月11日


  • 収録時間

  • 4:25:38


  • 配布資料

  • セミナーレジュメ中村中講師



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主催:石渡ファイナンシャルプランニング事務所合同会社
メール:sales@fudosan-toshi.org
電話番号:0466-65-1092(受付時間:平日10時〜17時)


販売価格
33,000円(税3,000円)
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