【渡邉 明弘講師】 再建築不可を可能にする講座

業者を出し抜く道路付けの知識で利益を得る


 物件価格が高騰し、一昔前のようにお得な不動産を見つけることは困難となりました。そこで注目したいのが再建築不可の不動産です。再建築不可物件に対して「たしかに収益性はあるかもしれないが、バランスシートを毀損するから手を出さない」と考える投資家は多いでしょう。しかし、一くちに再建築不可と言っても、文字通り再建築できる見込みがゼロに近い物件から、少しの手間をかければ再建築可能になる物件まで玉石混交の状態です。
 本セミナーでは、そんな再建築不可物件のなかから再建築可になる可能性が高い物件を見極めるスキルを身につけることができます。仮に再建不可で買った物件が再建可能となり資産価値が向上できれば、多額のキャピタルを得たり、担保評価が生まれ財務を大幅に改善できたりと戦略に幅が生まれ、単に安い物件を買った以上のメリットが投資家にあります。
 不動産業者ですら、見落としやすい再建不可物件を建て替えるための見極めポイントを、実績豊富な一級建築士の講師が丁寧に解説を行う、大ボリュームのコンテンツとなっています。

▼こんな方に向いている教材です▼

  • 再建築不可物件をお持ちの方
  • 再建築不可を可能にする方法を学びたい方
  • 道路付けについて学びたい方
  • 建築士のみが知る再建築不可物件の知識を学びたい
  • 再建築可能になった実例を知りたい方


講師 : 渡邉明弘[ワタナベアキヒロ](一級建築士・管理建築士)


略歴・1986年 福岡県北九州市生まれ
・2009年 北九州市立大学 国際環境工学部 環境空間デザイン学科 卒業
・2011年 首都大学東京(現:東京都立大学)大学院 都市環境科学研究科 建築学域 修了
・2011年 青木茂建築工房(-2015年)
・2016年 渡邉明弘建築設計事務所 設立



1.スタートアップセミナー

1)各回講座内容の紹介

2)質疑応答

2.入門編

1)各種案内

  • ・石渡による挨拶
  • ・配布資料のご案内

2)前提知識

  • ・前提知識:再建築不可を理解する
  • ・接道、道路、建築物、建築行為の解説
  • ・種類の道路の種類について

3)一般論

  • ・接道を確保する5つの方法
  • ・位置指定道路、但し書き道路、市街化調整区域の解説

4)具体論

  • ・階段状の道路について
  • ・位置指定道路の延長とは
  • ・旗竿地での許可取得の方法
  • ・位置指定道路の新規指定の解説
  • ・接道要件以外での再建築不可について

5)質疑応答

6)講座案内

3.マイソク調査をやってみよう

1)事前準備

  • ・サンプル課題を用いたマイソク調査
  • ・前回の復習
  • ・道路図の収集(せたがやiMap)

2)接道要件の現況確認

  • ・再建不可の要因を推測する
  • ・道路情報を調べる方法の説明
  • ・集団規定を調べる方法の説明

3)質疑応答・その他

4.再建築可へのスキームを考えよう

1)事前準備

  • ・前回サンプル課題の説明

2)接道要件

  • ・2項道路について 中心線がない場合は?
  • ・緑道への接道について
  • ・緑道は道路なのか?
  • ・周りの建物は?
  • ・どれが但し書き適用の建物か?その見方
  • ・最適敷地面積への対応
  • ・既存不適格と違反の解説

3)その他の集団規定

  • ・高低差のある敷地について
  • ・擁壁が重視される背景とは
  • ・擁壁が必要な理由とは
  • ・擁壁が必要な要件のまとめ
  • ・ 擁壁のコストはこれだけかかる!

4)ケーススタディ(世田谷区・埼玉県富士見)

5.但書きの解説

1)建築基準法 第43条

  • ・敷地などと道路との関係について
  • ・敷地と道路との関係の特例基準の説明
  • ・道に関する基準(位置指定道路の基準とほぼ同じ)

2)但し書き道路の基本型

  • ・都内各区の基本型を紹介
  • ・A型~E型の5パターンの解説

3)各自治体の許可基準

4)扱いにくい建築物

  • ・建物の要因で立替がしにくいパターンの説明
  • ・①違反建築→是正が必要
  • ・②検査済証なし→遵法生、耐震性の不透明さ
  • ・③旧耐震→耐震性の不足

6.但し書きのルールを知ろう

1)建築基準法 第43条

  • ・5種類の但し書き道路 A型~E型

2)但し書き道路の基本型

3)各自治体の許可基準

  • ・江東区・荒川区の事例紹介
  • ・大阪府、神戸市の事例紹介!

7.但し書きのルールを知ろ その2

1)但し書きの解説(前回からの続き)

  • ・豊中市・神戸市の具体例を紹介

2)集団規定とは

  • ・集団規定の必要性
  • ・集団規定の解説(一般論)

3)事例紹介

4)耐震化補助金の説明

  • ・助成制度の3つの注意点

8.再建不可の建て替え実例紹介(ゲスト講師 株式会社リオ・トラスト谷口氏)

1)再建築不可だった土地での建替事例

  • ・問題点:間口が2mに足りず再建不可
  • ・転売時の出口ローンについて(当時のヒアリング資料)
  • ・承諾書について
  • ・地積測量図について
  • ・「取り急ぎの建築に際しての覚書」
  • ・建築/配置図
  • ・建築確認~検査済み書の発行までの流れ

2)賃貸併用住宅のメリット、及び具体的な事例

  • ・賃貸併用住宅のメリット①:住宅ローンで頭金なしで可能
  • ・賃貸併用住宅のメリット②:住宅ローンで低金利
  • ・賃貸併用住宅のメリット③:長期の借入が可能
  • ・キャッシュフローを考える 住宅ローンVS投資用ローン比較
  • ・賃貸併用住宅のメリット④:住宅ローンで団体信用生命保険がついてくる
  • ・賃貸併用住宅のメリット⑤:税制優遇(住宅ローン減税など)
  • ・賃貸併用住宅のメリット⑥:経費や減価償却費がとれる
  • ・住宅ローン適応のための条件
  • ・賃料を高く取るための設計テクニック
  • ・ライフプランに沿った住宅例

3)事例紹介と質疑応答

9.再建不可を可能にする

1)失敗しない再建築不可

  • ・なぜ再建築不可が存在するのか
  • ・再建築不可物件のメリット
  • ・再建築不可物件を良い価格で手に入れるには

2)出口戦略について

  • ・購入後にやるべきこと
  • ・ 交渉のポイント

3)質疑応答



お客様よりアンケートをいただきました



左藤 詩様(仮名)




今後は再建築不可物件でも検討していきたい。 実例を交えてのお話で大変参考になりました。今まで再建築不可と記載があると、購入検討からすぐに外していましたが、今回のセミナーに参加して得た知識で再建築可能にできる可能性があるかということも含めて検討していきたいと思うようになりました






大極 夕様(仮名)




秀逸。もっと早く石渡さんに出会えれば… 何もかも秀逸でした。もっと若い頃から石渡さんに出会いたかったなと思いましたが、2代目としてではなく、これから10年間かけて、自分でも物件取得の経験を重ねて、不動産資産を構築するという決意を固めることができました。






渡辺 杪様(仮名)




豊富な事例紹介と丁寧な解説が良かった。 自分でも、再建築不可の物件を探して購入することができそうなのか?という見通しを立てたかったのですが、講義を聞きながら地元の神奈川と東京で、再建築不可の物件を探してみたらそれなりにあったので、とてもワクワクしながら講義を聞いておりました。また事例が5つもあって豊富だったのと、かなり丁寧に解説してくださっていたので、大変わかりやすかったです






  • 収録日

  • 2020年10月18日


  • 収録時間

  • 22:03:50


  • 配布資料

  • なし




主催:石渡ファイナンシャルプランニング事務所合同会社
メール:sales@fudosan-toshi.org
電話番号:0466-65-1092(受付時間:平日10時~17時)


販売価格
99,000円(税9,000円)
購入数