規模拡大にも出口にも使える企業合併が理解できる
私は学生時代に自分が立ち上げた不動産保有会社「(旧)石渡住宅サービス」を2016年に上場企業フィンテックグローバルの子会社に売却しました。それは、当時としては珍しい不動産投資の出口策でしたが、もしもこのセミナーで得られる知識を、当時の私が持っていれば、もっと上手く立ち回れたと思えるほど、本セミナーは充実した内容になっています。
ともに実務経験が豊富な司法書士と公認会計士の2名の専門家を講師に、
不動産賃貸業におけるM&Aの実務手続きや会計税務の注意ポイントを、丁寧に詳しく解説してもらいました。不動産賃貸業における法人売買は、資産管理法人売却による出口限定の話ではなく、そうした法人を買収合併することで経営規模を拡大する、攻めにも使える内容だと理解頂けると感じています。実際、私も法人買収による業容の拡大を目論んでおり、その狙いや優位性は本セミナーを視聴することで理解していただけると思います。
不動産投資の出口として、不動産を売却して終わらせるのか、資産管理法人を売って終わらせるのか、その手法についての知識の有無で、あなたの手残り額には数百万円〜数千万円の差がつくことになるでしょう。不動産投資の教材として類似商品が無い貴重な内容です。
▼こんな方に向いている教材です▼
- 出口戦略としての法人売却を検討している方
- 企業買収による規模拡大に興味がある方
- 買収企業の繰越欠損金を使った節税に関心がある方
- 不動産賃貸業向けのM&Aの活用や事例を知りたい方
- 経営に役立つM&Aの知識を体系的に身に着けたい方
1.企業合併の概要解説
- ・M&A準備中 規模を大きくしたい
- ・期限の利益の喪失には該当しない
- ・多法人スキームの合併は債権者保護手続が必要
- ・期限の利益の喪失には該当しない
- ・経営者保証に依存してないか、物件評価の範囲内で融資
2.法人規模と銀行の企業格付との関係
- ・TKCの格付解説
- ・合併で売上・利益が増えると格付があがる
- ・自己資本額・売上が向上する
- ・規模に関する格付項目は多い
3.法人規模と銀行の融資案件審査との関係
- ・個別審査でも規模を見られる
- ・プロパー融資が断られた事例
- ・分数は調整できるが、規模は調整できない
- ・純資産100万では1億の融資が受けにくい
4.法人規模と経営者保証無し融資との関係
- ・経営者保証(1/3)で融資を受けた理由
- ・空室が多い=収支が厳しい(担保価値はあるが)
- ・規模が小さいので、連帯保証せざるを得ない
- ・合併で財務を改善すれば融資が受けやすくなる
5.株式譲渡と会社分割との大きな違いと会社分割の利点─株式譲渡の後悔を踏まえて
- ・会社分割・税制改正による後悔
- ・売却で全部売る必要はなかった
- ・会社分割すれば良かった
- ・会社分割のメリットは安く買える
【質疑応答】
- ・法人税率はどうする?
- ・グループで見てくれないの?